京都・奈良に残る“歴史系空き家”を資産化する方法
- 新着情報
- 2025/10/30
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【空き家・中古戸建・長屋・空き地・土地・再建築不可・他社NG物件・相続不動産・不要不動産引取・いらない不動産・不動産処分】
こんにちは
不動産買取と空き家再生を専門とするマイダスです。
今回は「京都・奈良に残る歴史的空き家」
──特に登録文化財ではないものの築80年以上を経た古民家の活用・売却に関するご相談が増えている背景を踏まえ、その具体的な資産化手法をお伝えします。
■ 歴史系空き家の“中途半端な扱い”が課題に
京都や奈良には、文化的価値がありながらも登録文化財や重要伝統的建造物群保存地区に指定されていない古民家が多数残っています。
こうした建物は、下記のような悩みを抱えがちです。
・解体はできるが心理的・地域的にしにくい
・修繕費用が高く、現状維持のまま放置されている
・自治体の支援対象にならない中途半端な状態
・建築基準法の規制や再建築不可などの制限がある
このように、“守るに守れず、壊すにも壊せない”という立場の古民家が、空き家問題の中でも特殊な位置にあります。
■ 歴史系空き家の3つの出口戦略
マイダスでは、これらの物件に対して以下の3軸から出口戦略をご提案しています。
① 修繕+再販
伝統的建材・建具を活かしたリノベーションを行い、文化・歴史的価値に共感する層(クリエイター、外国人投資家、古民家ファン)へ再販。インバウンドニーズとの親和性が高く、京都や奈良の観光動線上であれば特に注目されます。
② 売却+用途変更提案
構造的に残せない場合は、現況買取のうえで用途変更(たとえば更地転用後に貸し駐車場や小規模事務所開発など)を検討。
古民家部分は再利用材として買取・譲渡する動きもあります。
③ 保存+賃貸・貸出モデル
自治体やNPOと連携し、教育・文化施設や地域サロンとしての貸し出しを行うケース。
固定資産税が減免されることもあり、長期視点での資産保有が可能です。
■ 実際の事例
【奈良県天理市】
築85年の木造古民家。床や屋根に歪みがあり一般買取不可とされた物件を、マイダスが現状有姿で引き取り。
古材を活かした再生を希望する建築事務所に譲渡し、現在はアトリエ兼民泊として活用中。
【京都市伏見区】
築80年、表屋造りの空き家。再建築不可だが駅近で観光動線にあり、耐震補強を施し、短期滞在施設として貸出中。地域の文化保存にも貢献。
■ マイダスの対応力
・再建築不可や老朽化した物件も調査対応
・修繕の可否や文化価値を多角的に評価
・現況引取・再販モデルでスムーズな出口を提供
・古民家専門家・解体業者・建材取扱業者とのネットワーク保有
■ まとめ
“文化財ではないけれど壊すには惜しい”──そんな京都・奈良の歴史的空き家が、今注目されています。
放置すれば老朽化・倒壊リスクを高めますが、視点を変えれば観光・教育・文化資源としての再活用が可能です。
マイダスでは、文化的な背景を持つ空き家の活用や売却に悩む方のご相談をお受けしています。
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