住宅ローンが残っている空き家、放置すると危険?──相続・売却の新常識
- 新着情報
- 2025/10/16
こんにちは、不動産買取専門のマイダスです。
今回は「住宅ローン残債のある空き家問題」について解説します。
「住宅ローンがまだ残っている実家を相続したけど、住む予定もない」
「返済中の家が空き家になってしまったが、どうしていいかわからない」
こうしたご相談は年々増加しています。
特に大阪・奈良・兵庫の郊外では、ローン返済中に高齢化や介護、空き家化が進むケースが多く、放置することで思わぬリスクを抱えてしまう可能性もあるのです。
「ローンあり空き家」が増えている背景とは?
背景には以下のような社会変化があります:
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親世代が定年退職後も返済を続けている
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夫婦のどちらかが先立ち、住宅ローン控除対象外に
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介護施設への入居により住まなくなった
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子どもは県外に住んでおり引き継がない
このようにして、住宅ローンが残っているのに誰も住まない──いわば“ローン付き空き家”が急増しています。
残債付き空き家が抱える3つのリスク
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債務整理・信用情報に悪影響の可能性
ローンの支払いが滞ると、所有者本人や保証人の信用情報にキズがつくおそれがあります。 -
売却が難航しやすい
抵当権が設定されているため、通常の売買が難しく、交渉や抹消手続きが必要になります。 -
相続人に金銭的負担がかかる
ローン残債が不動産価値より高い場合、相続人は資産ではなく“負債”を背負うことにもなりかねません。
マイダスが対応できる「残債付き空き家」の再生スキーム
マイダスでは、住宅ローン残債がある物件でも下記のような方法で柔軟に対応しています:
① 債権者(金融機関)との交渉代行
当社が金融機関と連携し、「売却金額での債務圧縮」「任意売却」の調整を行います。
売却益がローンを下回る場合も対応可。
② 相続前の事前相談
相続発生前でも、「ローン付き住宅をどうすべきか」「空き家化しそうな家の今後」など、事前にご相談いただければ対策を講じやすくなります。
③ ローン付き住宅の“引取+活用”
売却が難しい築古戸建も、リノベや賃貸活用を前提にマイダスが直接引き取り、ローン問題の解消をサポートします。
実際の事例紹介:ローン残り800万円の空き家を引取
【物件】奈良県生駒市/築37年木造戸建(住宅ローン残債 約800万円)
【所有者】東京在住の40代男性(母が他界、相続)
【状況】室内残置物多数/建物の劣化進行/ローン支払いは継続中
【対応】
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マイダスが現地調査し、金融機関との任意売却交渉を代行
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引取金額+家財撤去費用を提示し、売主と銀行で合意
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約1ヶ月で契約締結、住宅ローン残債の大部分を回収
【結果】
売主様はローンから解放され、精神的にも安心できたとコメントされました。
よくある質問(FAQ)
Q:ローン残債があっても相談してよいですか?
→もちろん大丈夫です。債務整理、任意売却、相続放棄なども含めて丁寧にご案内します。
Q:空き家になったままローンだけ支払い続ける意味は?
→管理もせず住む予定もない場合は、資産価値が下がるだけ。早めの見直しが重要です。
Q:金融機関が売却を認めてくれないことはありますか?
→正当な見積と返済プランがあれば、任意売却に応じてくれるケースが増えています。
まとめ:ローン付き空き家こそ、今すぐの相談がカギ
「まだローンが残っているし…」と動けずにいる間に、物件の老朽化が進んでしまうことも少なくありません。
今なら、
✅ 任意売却の交渉
✅ 引取+残債整理
✅ 相続前の事前相談
など、さまざまな対応が可能です。
マイダスでは、「売れないかもしれない」「ローンがあるからムリ」と諦めていた物件にこそ、再評価のチャンスがあると考えています。
株式会社マイダス|住宅ローン残債付き空き家対応専門
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