増える「相続放棄された空き家」問題──大阪で“管理者不在物件”をどうするか?
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 - 2025/11/04
 
大阪府
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【空き家・中古戸建・長屋・空き地・土地・再建築不可・他社NG物件・相続不動産・不要不動産引取・いらない不動産・不動産処分】
こんにちは。
関西圏の空き家・中古住宅の買取と再生を専門に行っている株式会社マイダスです。
近年、大阪をはじめとした都市部で相続放棄された空き家が急増しており、「誰も管理していない家」が街の中に点在するようになってきました。
実際、「隣の家が10年以上空き家」「相続人が誰も連絡に応じない」「ゴミ屋敷化している」といった相談を、当社にも数多くいただいています。
この記事では、検索でもよく問われる下記のような疑問にお応えしながら、相続放棄空き家の問題と解決策を丁寧にご紹介します。
相続放棄された家って、誰のもの?
結論から言うと、相続放棄された空き家には“管理者がいない”状態が生じます。
相続放棄とは、裁判所に申立てをして、亡くなった人(被相続人)の財産・負債を一切引き継がないことです。
これにより、家も土地も引き継がれず「宙に浮いた不動産」になります。
ところが、放棄された物件でも以下のようなことが問題になります。
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建物が老朽化して崩れそうなのに、誰にも連絡が取れない
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台風や地震で屋根や外壁が飛散する危険がある
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ご近所トラブル(草木の越境・害虫・動物の住みつきなど)
 
近所の人が困っていても、実際に責任を持って対応できる“名義人”が存在しないため、行政もすぐには動けないケースが大半です。
大阪府内でも深刻化する「管理不全空き家」
大阪市、堺市、八尾市、枚方市など、都市部でも以下のような空き家が問題になっています。
【実例】大阪市生野区の空き家ケース
・相続人全員が放棄済み
・元の所有者の兄弟姉妹にも連絡が取れず
・近隣住民から「ネズミが出る」「物が落ちて危ない」と通報
こうした物件は、固定資産税が未納となっても行政代執行がすぐにはできないため、対応が非常に長引きます。
空き家の“管理者不在”状態は誰が解決する?
このような「誰も手をつけられない物件」を救う方法のひとつが、空き家専門業者による買取または引取支援です。
マイダスでは、以下のような対応を行っています。
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法務局の公図・登記簿調査により名義人を特定
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相続人調査(戸籍・住民票)を司法書士と連携して実施
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全員が相続放棄している場合でも、「管理責任の移転」方法を検討
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裁判所・弁護士と連携して売却・譲渡スキームを構築
 
とくに近年は「相続放棄されているけど、登記だけは親のまま」になっている物件が多く、調査と法的手続きに強い専門業者の関与が不可欠になっています。
一歩先の対応策:「空き家の管理」→「早めの相談」
放棄される前に動くことで、リスクや手間を最小限に抑えることができます。
具体的な対応例
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まだ親が元気なうちに「誰が家をどうするか」を家族で話しておく
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相続発生後、すぐに登記・名義変更を行う
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相続する気がなくても、家の管理責任について役所に相談しておく
 
上記のような準備があるだけで、空き家が「放置されたまま何年も荒れる」事態を避けることができます。
マイダスのサポート内容
当社マイダスでは、大阪・奈良・兵庫を中心に次のような相続放棄空き家にも対応しています。
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登記未了・名義不明の物件もご相談可能
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倒壊・ゴミ屋敷・庭木越境など“負動産”にも対応
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残置物が多い場合も、撤去込みで引取可能
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調査・査定・相談はすべて無料
 
「自分の家ではないけれど、何とかしたい」と思っている隣人や自治会の方、「放棄したはずの家に役所から連絡が来た」方など、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ:管理者不在の空き家は、社会全体の問題に
相続放棄された空き家は、個人の所有物であると同時に、地域全体の安全と景観を脅かすリスクを持っています。
行政や弁護士だけで解決するには時間がかかるため、民間業者が「再利用可能な物件」として引き取り、再生する流れが必要です。
マイダスは、こうした困難なケースにも対応できる体制を整えています。まずは現状を整理し、今後の選択肢を一緒に考えていきましょう。










