大阪市住之江区の不動産市場と空き家活用戦略
- 新着情報
- 2025/11/25
大阪府
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~ベイエリアの物流拠点から住宅地まで~
こんにちは。
空き家・中古戸建・長屋の買取再生を専門とするマイダスです。
今回は、大阪市の南端に位置し、港湾エリアと住宅地が共存する住之江区の不動産動向と空き家活用のヒントをお届けします。
1. 住之江区の立地と特徴
住之江区は大阪市24区の中で最も面積が広く、北は西成区、東は住吉区、西は大阪湾に面しています。
港湾施設や南港、商業施設のATC(アジア太平洋トレードセンター)、大型イベント会場のインテックス大阪などが立地し、物流・商業の拠点として発展してきました。
一方で、住之江公園や南港ポートタウンなどの住宅地も整備され、ファミリー層から単身者まで幅広い層が暮らすエリアです。
2. 不動産市場の動向
2025年公示地価では、住之江区の住宅地平均は㎡あたり21万1,000円(坪単価約69.7万円)で、前年比約2.8%の上昇。
区全体では緩やかな上昇傾向にあり、特に**地下鉄四つ橋線の沿線(北加賀屋駅〜住之江公園駅)**は人気が高まっています。
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上昇率が高いエリア
北加賀屋駅周辺(アート関連施設が集まり若者に人気)
住之江公園駅周辺(公園と商業施設が近く生活利便性が高い) -
価格横ばい〜下落傾向のエリア
南港ポートタウン内の一部マンション群(築年数の経過と入居者減少が影響)
港湾エリア近接の築古戸建(住環境評価の課題)
3. 空き家事情
住之江区の空き家率は約15%で、大阪市平均に近い水準。
特徴的なのは以下の2パターンです。
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築40年以上の木造住宅が残る下町エリア(安立・西加賀屋)
→ 再建築不可や接道不備で売却困難なケース多数。 -
築古高層マンションの空室化(南港ポートタウン)
→ 修繕費負担や利便性の課題で賃貸需要が減少。
4. 再生活用の可能性
住之江区では、立地特性を活かした多様な再生方法があります。
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アート拠点化
北加賀屋の築古工場や倉庫をギャラリーやクリエイター向けスペースに再生する動きが進行中。 -
短期滞在型賃貸
港湾施設やイベント会場利用者向けに、空き家やマンション一室を家具付きで短期賃貸化。 -
多世代交流住宅
空き家を改装し、高齢者と若者が共に暮らすコミュニティ住宅に。
5. 売却・活用のポイント
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港湾エリア隣接物件は事業利用に強み
物流倉庫や作業場への転用で収益化が可能。 -
駅近物件は築古でも需要あり
四つ橋線沿線や南海本線沿線はリノベ後の賃貸化で高利回りを狙えます。 -
活用方法を明確にして売却
事業用・居住用いずれかのターゲットを絞ることで成約スピードが向上。
まとめ
住之江区は、港湾都市と住宅地が混在するユニークなエリアです。
築古住宅や条件不利地も、ターゲットに合った再生プランで価値を取り戻すことができます。
マイダスでは、現金買取・再活用プラン提案まで一括対応。
住之江区での空き家や中古戸建の活用にお困りの方は、ぜひご相談ください。










