海外移住後に放置された実家──“空き家”が国境を越えて迷子になる前に
- 新着情報
- 2025/10/22
こんにちは。
不動産買取と空き家再生を専門に手がける株式会社マイダス(大阪・奈良・兵庫対応)です。
近年、ライフスタイルの多様化に伴い、「海外移住」や「海外転勤」が当たり前になりつつあります。それに伴い、問題視されているのが──日本に残されたまま、何年も放置されている“実家”や“相続した家”の存在です。
誰にも管理されず、空き家として老朽化する住宅が、日本の各地で密かに増えています。この記事では、**「海外移住後の放置物件」**という新しい社会課題にフォーカスし、トラブルの事例や対応策、検索ニーズに応えるキーワード設計までご紹介します。
■ 海外移住者の増加と“空き家の置き去り”問題
総務省の統計によると、海外在留邦人の数は150万人以上(2024年時点)とされており、年々増加傾向にあります。
この中には、次のような背景を持つ人が多く含まれています:
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退職後に海外移住した高齢者
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外資系勤務などで長期駐在するビジネスパーソン
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国際結婚や家族都合で海外生活を選んだ世帯
しかし、**国内に残した家や土地をどうすべきか?**について、明確な判断をせずに出国してしまう方が少なくありません。
■ 実際に起きているトラブル事例
ケース①:出国後10年間、誰も手入れしていない家
庭は雑草だらけ、建物は雨漏りとカビで朽ち始め、近隣住民から苦情が殺到。
家の所有者は海外で暮らしており、「帰国する予定がある」と言いながら放置されたまま──。
ケース②:海外にいる相続人、相続登記せずに放置
親が亡くなり、名義変更もせず海外からそのまま放置。
結果、固定資産税は未納、誰も処分できず、空き家が“権利不明物件”化している。
■ なぜ海外移住者の物件放置は深刻化するのか?
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現地との時差・連絡の不便さ
→ 不動産会社や自治体との連携が難しく、対応が後回しに。 -
日本語での手続きが不安
→ 書類のやりとりや法務手続きが煩雑で、腰が重くなる。 -
「将来戻るかも」という未練
→ 売却や賃貸に踏み切れず、判断が先送りされる。
■ マイダスができること:海外在住者との非対面サポート
マイダスでは、海外在住の日本人や二重国籍の方を対象に、**「完全オンライン・非対面」での空き家相談・買取査定」**を行っています。
✅ Zoom・LINE・メールで柔軟に対応
✅ 書類の国際送付・電子署名もサポート
✅ 相続登記・名義変更のフォロー(提携司法書士対応)
✅ 建物の現況調査・解体見積・引取り対応も可能
物件が大阪・奈良・兵庫にある場合、すべて現地対応を私たちが行いますので、海外からでもスムーズな処理が可能です。
■ 放置リスクを知っておく
日本国内に空き家を残したまま長期不在になると、次のようなリスクがあります:
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【倒壊・火災】老朽化や不審火による事故の危険
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【行政対応】「特定空き家」として行政指導や強制解体の可能性
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【資産価値の減少】修繕費・税金負担ばかりが増加
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【相続トラブル】複数の兄弟姉妹間で共有状態になり、将来もめる要因に
■ まとめ:国をまたぐ家の管理は“プロの視点”で
海外移住という人生の選択は、素晴らしいものです。
だからこそ、日本に残る「実家」や「相続した空き家」は、**ただの想い出ではなく、計画的に未来を見据えて扱うべき“資産”**です。
「売る」「貸す」「引き取ってもらう」──選択肢は一つではありません。
マイダスでは、日本にいなくても相談できる体制を整え、空き家の再生と負担軽減をお手伝いしています。
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