現金を払って不動産を“引き取ってもらう”時代へ
- 新着情報
- 2025/08/27
〜関西でも始まった「引取りサービス」とは何か?〜
「この家、どうしようもないから引き取ってもらえませんか?」
ここ数年、空き家所有者からこうした相談が増えています。
老朽化した家屋、再建築不可、ボロボロで売り物にならない──。
そんな“不動産の処分”に新たな潮流が生まれています。
それが、「引取りサービス」。 つまり、不動産の所有者が“費用を支払って”事業者に物件を引き取ってもらうという仕組みです。
この記事では、国土交通省も注目するこの新たな仕組みと、関西での実態、そしてマイダスのような買取専門会社が提供する有償引取りサービスの特徴をご紹介します。
背景には、全国的な空き家の急増と「売れない不動産」の存在があります。 特に、 ・建物が老朽化して危険な状態 ・接道条件を満たさず再建築不可 ・場所が極端に不便 ・土地が狭小、または変形している といった物件は、通常の買取では価値がつかないケースもあります。
こうした物件を放置すると、 ・固定資産税の増加(特定空き家指定) ・近隣からの苦情 ・行政代執行による強制撤去(費用負担あり) といった事態につながる恐れがあります。
そのため、「いっそお金を払ってでも引き取ってほしい」と考える人が増えてきたのです。
国土交通省は2023年度より、「不動産引取りサービスモデル事業」を支援対象に位置付けています。
具体的には、 ・自治体やNPO法人などと連携して、空き家の引き取りを実施 ・所有者から一定額の費用を徴収し、事業者が解体・処分・土地の利活用を行う ・社会的な負担を減らす仕組みとして制度設計を進行中
現在、こうしたモデルを導入している自治体や民間事業者は全国に60社程度。
まだ関西では導入事例は限られていますが、今後急速に広がると予測されています。
マイダスでも「空き家・老朽物件・再建築不可」など、通常では買い手がつかない不動産の引取りサービスを提供しています。
ただし、マイダスの引取りも「有償」となります。引取りには下記のような実費・処分コストがかかるため、所有者様には一定のご負担をお願いしております。
項目 | 一般的な引取りサービス | マイダスの引取りサービス |
---|---|---|
所有者の費用負担 | 数十万〜百万円前後 | 状況に応じた実費精算(事前見積) |
サービス内容 | 解体・更地化・処分 | 引取り+土地活用提案も可能 |
査定・相談 | 有料もあり | 初回相談・見積無料 |
宅建業免許 | 不要な場合もあり | 宅建業者として対応 |
つまり、マイダスは「ただの処分」ではなく、活用を前提とした引取りを行う点が大きな違いです。
以下のようなケースで、引取りを依頼される方が増えています。
・相続した家が遠方にあり、管理できない ・建物が老朽化し、倒壊リスクがある ・隣地との関係で解体が難しい ・誰も住んでおらず、草刈りや税金が負担
関西では特に、 ・大阪南部の古い住宅地 ・兵庫の郊外・山間部 ・奈良県の一戸建て団地跡 などで、引取りのご相談が多く寄せられています。

「売れない家を、引き取ってもらう」。
今までは考えにくかった選択肢が、現実的なものとなってきました。
ただし、どのような物件にも費用が発生するため、引取りか再活用かを見極めることが大切です。
マイダスでは、 ・有償での引取りサービス(事前見積・残置物対応可) ・活用可能な場合は買取も提案 という2つのルートで、空き家・負動産の出口をサポートしています。
「放置か、決断か」。 気になっている物件がある方は、お早めにマイダスまでご相談ください。
あなたの大きな悩みを、わたしたちが引き取ります。
※弊社規定により買取できない場合もございます。
あらかじめご了承ください。