空き家を「地域資産」として再生する取り組みとは?
- 新着情報
- 2025/07/30
~“負動産”から“地域の財産”へ。マイダスの挑戦~
■空き家=マイナスではない。地域の可能性を眠らせないために
近年、関西エリアでも急速に増え続ける空き家問題。
特に大阪市内や奈良県、兵庫県の一部では、築50年以上経過した木造住宅や長屋形式の住宅が人知れず放置されているケースが目立ちます。
その背景には、
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高齢化による住み替えや施設入所
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相続後の管理放棄
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建物の老朽化
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再建築不可や用途制限など法的制約
が重なり、「使えない」「売れない」「どうにもならない」という悪循環が生まれています。
しかし本当に、空き家は“不要なもの”なのでしょうか?
実はその多くは、活かし方さえ工夫すれば地域の資源として再生できるポテンシャルを秘めています。
株式会社マイダスでは、空き家を「負動産」から「地域資産」へと転換する取り組みを進めています。
■なぜ空き家が「地域の問題」になるのか?
空き家は、個人の所有物であると同時に、地域全体の景観・安全性・経済に影響する存在です。
特に問題視されるのが以下の点です:
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老朽化による倒壊リスク・火災リスクの増加
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雑草・不法投棄による衛生環境の悪化
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犯罪・不審者の侵入などの治安悪化
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周辺不動産の価値低下
自治体も空き家対策に乗り出していますが、行政だけでは限界があります。そこで、民間企業の知恵とスピードが求められるようになってきたのです。
■マイダスの地域密着型「空き家再生スキーム」
マイダスは、関西圏に特化した空き家買取再販の専門会社として、次のようなスキームで再生を進めています。
◎1. そのままの状態で買取
老朽化していても、室内に荷物が残っていても、建物が傾いていても大丈夫。
現地調査をもとに、“現状有姿”での買取価格をご提示します。
→ 解体や片付けの負担ゼロで、手放すハードルを下げます。
◎2. 地域性に合わせた再活用プランを構築
再建築不可、長屋、狭小住宅なども、地域ニーズに合った活用が可能です。たとえば:
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単身向け賃貸住宅
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テレワーク用の小型SOHO
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地元職人向けの作業所
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地域カフェや小規模店舗
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民泊や宿泊施設(地域ルールに準拠)
など、**「地元に必要とされる用途」**を丁寧に選定します。
◎3. 地元の空き家を“地域のために”活かす
空き家を再利用することで、
✅ 地域の防災性・景観向上
✅ 雇用創出や移住者支援
✅ まちの魅力アップ
など、地域全体の活性化にもつながります。
マイダスでは、「不動産の収益化」にとどまらず、地域貢献型の空き家活用を理念に掲げています。
■「特定空き家」になる前にできること
「特定空き家」とは、著しく衛生・景観・安全を損ねている空き家に対して、自治体が是正命令や強制解体命令を出せる制度です。指定されると、
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固定資産税の優遇が外れる
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解体命令への応じなければ行政代執行の対象
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所有者として責任が問われる
など、金銭・法的リスクが一気に高まります。
空き家を「そのうち何とかしよう」と放置しておくと、ある日突然“負債”に変わる危険性があるのです。
■まとめ:「空き家は社会の問題」だからこそ、民間の力で変えていく
私たちマイダスは、不動産会社としての役割を越え、空き家問題を社会全体で解決する視点を大切にしています。
✅ 放置された空き家を再生すること
✅ 相続や遠方で困っている方の負担を減らすこと
✅ 地域に必要とされる用途にリデザインすること
この3つを軸に、空き家を**「負の遺産」から「次世代の財産」**に転換していく取り組みを続けています。
「うちの空き家、使い道なんてないでしょ…」と感じている方こそ、ぜひマイダスにご相談ください。
※弊社規定により買取できない場合もございます。
あらかじめご了承ください。