空き家を“地域の防災拠点”に変える新常識──リノベで実現するまちの安心
- 新着情報
- 2025/10/18
こんにちは。
不動産買取と再生を専門とするマイダスです。
近年、日本各地で地震や台風、集中豪雨などの自然災害が頻発しています。
「防災」は全国どの地域にとっても無関係ではなくなり、自治体も地域住民も“災害への備え”に関心を高めています。
その一方で、活用されない空き家が放置され、老朽化し、倒壊や火災のリスクを高めているケースが少なくありません。
そこで注目されているのが、空き家を「地域の防災拠点」に再生するという新たな空き家活用の形です。
空き家×防災拠点化とは?
防災拠点として空き家を再利用するとは、
具体的には以下のような目的で活用されます。
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地域住民の一時避難場所
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災害時の物資保管庫
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自主防災組織の集会・備蓄拠点
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停電時の電源・太陽光発電による非常用設備設置
これらの機能を、すでにある空き家ストックに“後付け”することで、地域の災害耐性を高めると同時に、空き家の再生にもつながるのです。
防災活用できる空き家の条件
どの空き家でも防災拠点になれるわけではありませんが、以下のような条件を満たせば実現可能です。
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平屋または1階が広めの構造(避難しやすい)
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電気・水道が通っている、または復旧可能
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近隣住民との距離が近く、アクセスしやすい
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建物の基本構造に致命的な損傷がない
また、耐震補強や断熱改修を施すことで、災害に強い空間としてさらに価値が高まります。
マイダスが手がける「空き家×防災」再生モデル
マイダスでは、大阪・奈良・兵庫を中心に、空き家を地域資源として活かす取り組みの一環として、「防災拠点化」も視野に入れた再活用を行っています。
【実施内容例】
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老朽化した木造平屋を“災害時の緊急集合場所”として改修
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太陽光パネル+蓄電池を導入し、停電時対応の空き家に
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非常用水タンク・トイレ・毛布など備蓄ができるストックスペースに整備
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地元自治会やNPOと連携して、利活用協定を締結
空き家は放置すればリスクですが、「災害への備え」として整えることで、“地域に必要とされる存在”に生まれ変わります。
補助金・制度の活用も視野に
防災拠点への改修は、自治体の防災・空き家対策と連動することで補助金の対象になるケースもあります。
【主な制度例】
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空き家活用促進補助金(市区町村単位)
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地域防災計画への参画支援
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民間連携による防災強化モデル事業
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国土交通省「防災まちづくり支援制度」など
これらの制度を上手に使えば、所有者負担を抑えつつ、空き家の価値を向上させることができます。
マイダスでは、制度の調査や申請補助もサポート可能です。
実例紹介:奈良県天理市/築45年空き家を地域拠点に
【背景】
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長年空き家だった戸建て住宅
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所有者は県外在住で「売れないなら解体を検討していた」
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地元自治会が「防災倉庫がない」と困っていた
【対応】
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マイダスが買取後、簡易耐震補強とリノベーションを実施
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地域住民と話し合い、「災害時緊急集会所」として貸与
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備蓄品や無線機、折りたたみベッドを配置
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太陽光+蓄電システム導入で停電時の電源確保
【結果】
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空き家が「まちの安心空間」に変わった
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所有者は負担ゼロで手放し、社会貢献にもつながった
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地域からは「安心材料が増えた」と感謝の声
よくある質問(FAQ)
Q:防災拠点化にお金がかかりそうですが対応できますか?
→ 改修規模にもよりますが、マイダスでは自治体と連携しながら予算調整を図ります。
Q:一般の住宅が地域拠点になるなんて可能ですか?
→ 一定の条件を満たせば可能です。既に全国各地で成功事例があります。
Q:使われていない空き家で価値があると思っていませんでした…
→ 放置された空き家でも、防災・共助の観点から見れば“社会インフラ”になりえます。
まとめ:空き家は、まちを守る「新しい資源」になる
放置されていた古家や空き家が、
・災害に強い地域を支える
・安心して暮らせる住まいの一部になる
・新たな資産価値を生み出す
そんな可能性を持っています。
マイダスでは、「売れない」「動かせない」と感じていた物件を、
【地域を守る空間】に再生するご提案をしています。
まずは無料相談から、お気軽にご連絡ください。
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