築古テラスハウスが収益物件に変わる瞬間──“売れない”が“稼ぐ”に変わる再生事例
- 新着情報
- 2025/09/02
「この物件、ボロボロで誰も買ってくれないと思っていました」
そんなご相談をいただいたのは、大阪市内にある築50年以上のテラスハウス。
外壁はひび割れ、キッチンと浴室は昭和のまま、隣家と壁を共有しているため騒音リスクも。
他社では「リフォームコストが合わない」「再建築不可なので買取不可」と言われたそうです。
しかし、マイダスはこの物件を“収益物件”として再生する価値があると判断。
今回は、マイダスが手がけた中古テラスの再生事例を中心に、「築古でも活用できる理由」と「再生のコツ」をご紹介します。
テラスハウスは、特に昭和30〜40年代に大量供給された建物で、現在は築40〜60年の物件が多く残っています。
立地は駅近の住宅密集地に多く、土地価格が高いため、「解体→再建築」の選択肢が難しいのが実情。
一方で、以下のようなニーズが高まっています: ・家賃を抑えたい単身世帯や若年層 ・古い町並みに魅力を感じるインバウンド向け賃貸 ・DIYを楽しみたい層(セルフリノベ需要) ・事業用賃貸(雑貨店、アトリエなど)
つまり、表面的には“古い”が、切り口を変えれば“独自の価値”が見えてくるのです。
【状況】 ・築52年、木造2階建て(連棟式) ・1階部分は雨漏り、2階床は傾きあり ・間口が狭く、再建築不可エリア ・残置物多数、荷物撤去の費用もかかる状態
【マイダスの対応】 ・現地査定を行い、構造躯体の安全性を確認 ・最小限のリフォーム(給排水管の更新/簡易内装) ・コンセプト設定:「古民家風 × アトリエ賃貸」
【結果】 ・賃料:月額5万円(近隣平均の9割程度) ・募集後2週間で契約成立(個人作家が入居) ・オーナー収益:初期投資70万円→年間収益60万円超
物件の“弱点”を理解した上で、用途を明確にすれば収益化は十分可能です。

【1】立地特性の把握 収益化において最も重要なのは「誰に貸すか」です。
築古テラスでも、 ・大学が近い ・駅徒歩圏内 ・観光地や繁華街へのアクセスが良い といった立地であれば、潜在需要があります。
【2】過度なリフォームは不要 テラスハウスの魅力は「古さ」にあります。
あえて昭和の意匠や建具を残すことで、独自の世界観を演出できるケースも。
→ 断熱や水回りなど”生活の不便”を改善しつつ、風合いは残すリフォームが◎
【3】出口戦略を見据える 賃貸として5年〜10年運用した後、 ・隣接地と合わせて売却 ・区分所有化して個別に転売 など、収益+資産としての出口も検討が可能です。
マイダスは、大阪・奈良・兵庫を中心に、築年数の古い物件や再建築不可の住宅、他社で断られた物件などを多数扱ってきました。
テラスハウス特有のリスク(連棟構造、共有壁、法規制)を理解した上で、 ・収益物件化 ・リフォーム&再販 ・事業用転用 といった多様な活用プランをご提案しています。
「もう売れない」「解体しかない」 そう思っていたテラスハウスが、実は“稼ぐ家”に生まれ変わる── それが、マイダスが目指す物件再生の力です。
中古テラスハウスは、“売れない”“古い”という理由で見過ごされがちですが、発想を変えれば立派な収益物件になります。
マイダスでは、相談・査定・見積無料。 解体も不要、荷物そのままでも対応可能です。
関西エリアで築古物件の活用に悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。
物件の“寿命”を延ばし、“価値”に変えるお手伝いをいたします。
※弊社規定により買取できない場合もございます。
あらかじめご了承ください。