頼りになる不動産会社を見つける!良い会社の選び方と契約の種類
- 新着情報
- 2025/09/22
「家を高く、早く売りたい」──そのために最も重要なのが信頼できる不動産会社選びです。
しかし、不動産会社は全国に数多くあり、実績も特徴もさまざま。
どの会社に依頼するべきか迷ってしまう方も多いでしょう。
この記事では、
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不動産会社が実際にしてくれること
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売却時に結ぶ契約の種類
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賢い会社の選び方
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住宅ローンが残っていても売却できる仕組み
について詳しく解説します。これから家を売ろうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
不動産会社がしてくれること
不動産会社に売却を依頼すると、主に次のような業務を代行してくれます。
1. 査定
不動産会社は、家がいくらで売れそうかを調べてくれます。
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机上査定:住所や間取りなどの情報をもとに机上で出す簡易的な価格。
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訪問査定:実際に現地を確認し、周辺環境や建物の状態を考慮した精度の高い価格。
注意すべきは、査定額はあくまで予想価格という点です。
査定が高いからといって、その金額で必ず売れるわけではありません。
複数の不動産会社に依頼し、提示額の根拠をしっかり確認することが大切です。
2. 売却活動
売主に代わって買い手を探すための広告活動を行います。
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不動産ポータルサイト(SUUMOやアットホームなど)への掲載
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チラシや新聞折込広告
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オープンハウスや内覧会の開催
積極的に売却活動をしてくれる会社ほど、早期成約の可能性が高まります。
3. 買い手との交渉・契約手続き
価格や引渡し条件の交渉、契約書の作成など、専門的で複雑なやり取りを代行してくれます。
経験豊富な担当者なら、不利な条件を避けつつ、売主に有利な形で話を進めてくれるでしょう。
不動産会社と結ぶ「媒介契約」の種類
不動産会社に売却を依頼する際には、必ず**「媒介契約(ばいかいけいやく)」**を結びます。
大きく3種類あり、特徴が異なります。
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専属専任媒介契約
1社のみと契約。自分で買主を見つけても必ずその会社を通して取引する必要があります。
→ 毎週1回以上の報告義務があり、熱心な営業を期待できる。 -
専任媒介契約
1社のみと契約。ただし自分で買主を見つけた場合は、会社を通さず直接売買が可能。
→ 報告義務は2週間に1回以上。バランスが良く、利用者も多い。 -
一般媒介契約
複数社と同時に契約できる。競争原理で営業活動が活発になることも。
→ ただし、各社が「他社で決まるかもしれない」と考え、力を入れない場合もある。
**おすすめは「専任媒介契約」**です。会社が責任を持って動いてくれる一方、売主にも自由度があるため、安心して依頼できます。
住宅ローンが残っていても売却できる?
「まだ住宅ローンが残っているけど、家は売れるの?」
多くの人が抱える疑問ですが、結論は 売却可能 です。
1. ローン残債を売却代金で完済するケース
もっとも一般的なのは、家を売った代金で住宅ローンを完済する方法です。
売却価格 > ローン残高 であれば問題なく精算でき、売却益が出れば次の生活資金にも充てられます。
2. 売却価格が残債に足りない場合(オーバーローン)
売却価格 < ローン残高 の場合でも売却は可能です。
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不足分を自己資金で補う
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金融機関と相談し「任意売却」に切り替える
任意売却とは、金融機関の合意を得て、市場価格に近い価格で家を売却する方法です。
競売よりも高く売れる可能性が高く、引っ越し費用が認められるケースもあります。
3. 売却と同時に住み続ける方法
「リースバック」を利用すれば、家を売却した後も賃貸契約を結んでそのまま住み続けることも可能です。
ローン返済の負担を減らしつつ、生活を維持したい方に向いています。
良い不動産会社を選ぶためのポイント
不動産会社選びで失敗しないために、以下の点を確認しましょう。
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実績や口コミ:過去の成約件数やお客様の声をチェック。
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担当者の対応力:質問に丁寧に答え、根拠を示してくれるか。
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売却戦略の提案力:広告手法や販売プランを具体的に説明できるか。
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地域密着性:地元の相場や買主層を把握しているか。
「査定額が高いから」という理由だけで決めるのは危険です。
根拠のある説明と誠実な対応をしてくれる会社を選びましょう。
まとめ
家の売却を成功させるためには、
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信頼できる不動産会社に依頼すること
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自分に合った媒介契約を選ぶこと
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住宅ローンが残っていても方法を知っておくこと
が欠かせません。
特に「住宅ローンが残っているから売れない」と思い込んで諦めてしまう方もいますが、任意売却やリースバックなど方法はいくつもあります。
大切なのは、早い段階で不動産会社に相談し、最適な売却戦略を立てることです。
不動産売却は一生に何度も経験することではありません。
信頼できるパートナーを見つけ、納得できる取引を進めましょう。
「住宅ローンが残っているから家は売れないのでは?」と心配な方もいるかもしれません。
しかし、結論から言うと、住宅ローンが残っていても家を売ることは可能です。
ただし、家を売る際には、原則として住宅ローンを完済し、**「抵当権」**を抹消する必要があります。
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売却額でローンを完済できる場合(アンダーローン):売却代金でローンを完済し、残ったお金が手元に残ります。
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売却額だけではローンを完済できない場合(オーバーローン):自己資金で不足分を補うか、買い替えローンなどを利用して完済します。
売却を検討する際は、まずはローンの残高を確認し、売却で完済できるかどうかを把握しておきましょう。
これらの基礎知識を押さえておけば、初めての不動産売却も安心して進められるはずです。
ご自身の状況にぴったりの売却方法や信頼できる不動産会社を見つけて、納得のいく売却を実現させてください。