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本日は「地役権」についてのコラムです↓

 

地役権ってよく聞くけど一体なに？！と思いの方もおられるのではないでしょうか。

そこで今回は地役権の概要についてお話します。

 

まず地役権とは、一定の目的のために、他人の土地を自分の土地の為に利用する権利の事を指します。

 

他人の土地を使用しなければいけない土地の所有者と使用される土地の所有者と契約を行います。

これを「地役権設定契約」と呼びます。

期間や費用については土地の所有者同士で自由に契約を行う事ができます。

 

また、他人の土地を利用する人が所有している土地を「要役地」、利用される側の土地を「承役地」と呼びます。

要役地と承役地は必ずしも隣接しているわけではありません。

 

次によくある地役権の例をご紹介します。

 

通行のための地役権設定

かかる費用については承役地の持ち主と相談して決めます。

 

送電設備を建設するための地役権設定

高圧電流を流す送電線を引くための鉄塔を建設する目的で設定されます。

この場合は電力会社と承役地の持ち主で契約を結びます。

額に決まりがない為、電力会社と要相談が必要です。

 

排水管などを埋めるための地役権設定

排水管などを地下に通す目的で設定されます。

地役権契約は地上の利用だけでなく、地下の利用をする際にも結ぶ必要があります。

 

今回は地役権についてお話しました。

不動産関連で契約をした際は「登記」を行う事が重要ですね。

 

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